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J-GLOBAL ID:201002212326561002   整理番号:10A0490256

疲労過剰負荷事象中の亀裂先端応力の発達

The evolution of crack-tip stresses during a fatigue overload event
著者 (8件):
資料名:
巻: 58  号: 11  ページ: 4039-4052  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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過剰負荷に続く疲れ亀裂成長の短期的遅延又は加速に対する原因となる機構は多くの議論を呼ぶ問題となっている。塑性誘起閉鎖及び残留応力説はこれらの現象を説明するための提案であるが,閉鎖説は,特に一般化した平面歪に近似させる条件では論争の的となっている。本研究では,シンクロトロン放射を利用して,超微細結晶AA5091アルミニウム合金を用い,標準サイクルと同時に100%過剰負荷中及び負荷後の条件において,標準疲労サイクルの平面歪にて測定した最大及び最小荷重における高空間分解能2次元弾性歪及び応力マップを報告する。これらの観察結果から,肉厚試料の亀裂先端付近における材料の応力状態を直接確認する事が可能である。過剰負荷直後の亀裂先端背後前の両方においてかなりの圧縮残留応力を検出した。線形弾性破壊理論との比較により,バルク材内部(平面歪)にて測定した局部的応力場から亀裂先端の有効応力強度を直接決定した。これは最大荷重及び100%過剰負荷を適用した結果とよく一致した。しかし過剰負荷の後,応力場は閉鎖関連残留応力のため古典的K値では十分記述できなかった。本研究の場合,恐らく過剰負荷塑性領域が非常に小さいためか,負荷実験後の過剰負荷閉鎖の事実はほとんど実証できなかった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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金属材料  ,  機械的性質 

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