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J-GLOBAL ID：201002212367864133   整理番号：10A1060812

オーストラリア産ホヤ類Aplidium caelestisから得た臭素化キノリンカルボン酸,カエレスチンA~D

Caelestines A-D, Brominated Quinolinecarboxylic Acids from the Australian Ascidian Aplidium caelestis

著者 (7件)： YIN Sheng (Griffith Univ., QLD, AUS) ,  BOYLE Glen M. (Queensland Inst. for Medical Res., QLD, AUS) ,  CARROLL Anthony R. (Griffith Univ., QLD, AUS) ,  KOTIW Michael (Univ. Southern Queensland, QLD, AUS) ,  DEARNALEY John (Univ. Southern Queensland, QLD, AUS) ,  QUINN Ronald J. (Griffith Univ., QLD, AUS) ,  DAVIS Rohan A. (Griffith Univ., QLD, AUS)
資料名： Journal of Natural Products  (Journal of Natural Products)
巻： 73  号： 9  ページ： 1586-1589  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： C0012B  ISSN： 0163-3864  CODEN： JNPRDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オーストラリア産ホヤ類から新規な化学的情報を見いだすべく,研究努力を継続している。オーストラリアクイーンズランド州の水深12.9mの海で採集したホヤ類,Aplidium caelestisの有機溶媒抽出液から,新規な4種類の臭素化キノリンカルボン酸,名付けてカエレスチンA~Dを単離した。NMR及びMSスペクトルデータに基づいて,それらの構造を解明した。カエレスチンA~Dについて,3種類の哺乳類細胞系(MCF-7,NFF,及びMM96L)に対して細胞毒性活性を評価した。全化合物が100μMで僅かな活性を示しただけであった。また,同じ化合物について,ATCC及びNCTC型の微生物菌株の小パネルに対して,抗微生物活性を試験したが,0.1μM~10mMの濃度範囲で,どの化合物も成長阻害活性を示さなかった。

シソーラス用語： ホヤ類 ,  オーストラリア連邦 ,  臭素化 ,  *窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  *細胞毒性 ,  生物活性 ,  クイーンズランド州 ,  哺乳類 ,  単離 ,  測定データ ,  分子構造 ,  MCF7細胞 ,  腫瘍細胞 ,  抗微生物作用 ,  成長阻害 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  炭素13NMR ,  NMR【磁気共鳴】 ,  二次元NMR ,  HMBC【磁気共鳴】 ,  生体成分分析
準シソーラス用語： Aplidium caelestis ,  HSQC ,  オーストラリア ,  *キノリン類 ,  クイーンズランド ,  スペクトルデータ ,  天然物

分類 (3件)： キノリン,イソキノリン  (CF07096H) ,  動物の生化学  (EJ01050P) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (4件)： カエレスチンA ,  カエレスチンB ,  カエレスチンC ,  カエレスチンD

タイトルに関連する用語 (5件)： オーストラリア ,  ホヤ類 ,  臭素化 ,  キノリン ,  カルボン酸