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文献
J-GLOBAL ID:201002212682837993   整理番号:10A0876521

エストロゲン受容体陽性乳がん細胞における細胞増殖,細胞周期及びアポトーシスに対するさまざまな食事性植物エストロゲンの効果

Effects of diverse dietary phytoestrogens on cell growth, cell cycle and apoptosis in estrogen-receptor-positive breast cancer cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 856-864  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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食事による大豆イソフラボン摂取はリスク低減と関連しているため,植物エストロゲンはホルモン補充療法(HRT)のより安全な代替え及び乳がんの化学的抗がん剤として注目されている。HRTと乳がん予防のための安全で効果的な植物エストロゲン候補を特定するために,MCF-7乳がん細胞における細胞増殖,細胞周期,サイクリンD1発現,アポトーシス,Bcl-2/Bax発現比,p53依存性又はNF-κB依存性転写活性に対するダイゼイン,ゲニステイン,クメストロール,レスベラトロール及びグリシテインの効果を調べた。グリシテインを除く植物エストロゲンはエストロゲン反応因子依存性転写活性を17β-エストラジオール(E2)と同程度まで促進した。E2は細胞増殖を有意に増加させ,クメストロールは細胞増殖を中程度に増加させ,レスベラトロールとグリシテインは細胞増殖を減少させた。グリシテインを除く植物エストロゲンは細胞周期分析において細胞のG1/Sへの転移促進をE2へと同様に刺激した。この刺激はサイクリンD1の一時的上方制御に付随して起こる。ゲニステイン,レスベラトロール及びグリシテインはアポトーシスを増加させBcl-2/Bax比を減少させるが,レスベラトロールはゲニステイン,グリシテインのどちらより多くこの比を減少させる。さらにレスベラトロールはp53依存性転写活性を有意に増強し,しかしNF-κB依存性転写活性はわずかに低減する。ノックダウン解析で,ゲニステイン,レスベラトロール及びグリシテインはすべてアポトーシス誘導刺激存在下でBcl-2/Bax比を減少させ,エストロゲン受容体(ER)αサイレンシングはこの減少に影響しなかった。反対にアポトーシス誘導刺激不在下ではレスベラトロールのみがこの比を低減し,ERαサイレンシングはこの低減を無効にした。それゆえ,レスベラトロールはそのエストロゲン活性と高い抗腫よう活性により,HRT及び化学的抗乳がん剤として最も有望かもしれない。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  食品の化学・栄養価 
物質索引 (6件):
物質索引
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