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J-GLOBAL ID:201002212684137182   整理番号:10A0770541

藻場を回復させるために海岸地帯の不毛な土地へのフミン酸鉄の適用

Application of Iron Humates to Barren Ground in a Coastal Area for Restoring Seaweed Beds
著者 (9件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 627-634 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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海岸地帯における不毛な土地(藻場の欠落した土地)は,日本においても世界においても厳しい環境問題を提示している。不毛な土地に対して藻場を回復させるために,鋼スラグ(以後スラグと略称)と堆肥の混合物,これはフミン質(HSs)を含む,を増毛(北海道,日本)の海岸地帯に適用した。不毛な土地の3点を考慮した。一つはスラグで処理し,他はスラグと堆肥の組み合わせで処理した。第三の地点は未処理(対照)とした。海藻のタイプ及びそれらの生の重量を続く3年の間記録した。藻場の回復は,スラグ及び堆肥の混合物並びにスラグのみで処理した地点で確認した。特に前者の用地における回復した海藻の量及び回復した地域は,後者の用地及び対照用地よりも相当大きかった。スラグ-堆肥混合物における鉄の濃度は,他の用地におけるよりもかなり大きかった。海水のpH値が8.1近傍であることが知られていた故に,スラグからの鉄のイオン性化学種は水酸化物の生成に起因して沈着した。研究室実験は,スラグからの鉄の溶出がHSsの存在で劇的に増大することを示した。この結果は,スラグの表面上の鉄とHSsの間の錯体形成の結果によると考える。HSsによる鉄の錯体は溶液中で安定に存在した。それゆえ,スラグと堆肥の混合物の適用は,海岸地帯の不毛な土地への溶解鉄の供給のために効果的な技法であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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海藻類  ,  土壌管理 
引用文献 (19件):
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