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J-GLOBAL ID:201002212897741709   整理番号:10A0127068

亜熱帯水田土壌における長期施肥に影響される有機炭素画分

Organic carbon fractions affected by long-term fertilization in a subtropical paddy soil
著者 (6件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 153-160  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: C0086B  ISSN: 1385-1314  CODEN: NCAGFC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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耕地は,農業管理法に大きく依存した大気中の二酸化炭素のソースあるいはシンクである。また,水田土は,畑地土よりも炭素(C)捕捉の可能性が高いことも明らかになってきている。今回,27年間,異なる施肥法が行われてきた亜熱帯水田土を用い,5つの土壌C画分を物理的分画により分離した。その結果,初期レベルに比較して,長期の水稲栽培は,土壌有機炭素(SOC)濃度を,無施肥区(CK),窒素区(N),NPK区,およびNPK+堆肥区(NPK+FYM)でそれぞれ28.8,30.1,30.8,および61.6%増加させた。また,FYMの施用はマクロ団粒の形成を促進した。無機質肥料(NおよびNPK)の施用はCKに比べて全SOCあるいはC画分の濃度に影響しなかったが,FYMの施用は粗大粒子状有機物を除いて全SOCおよびC画分の濃度を増加させた。堆肥起源のSOCは低ターンオーバー画分に貯蔵され,これが水田土における長期C捕捉に有効なのかも知れない。
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分類 (2件):
分類
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土壌化学  ,  施肥法・肥効 

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