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J-GLOBAL ID:201002212974827697   整理番号:10A0894501

有機リン酸系難燃剤による絹織物のグラフト重合反応

Graft copolymerization modification of silk fabric with an organophosphorus flame retardant
著者 (2件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 261-270  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: A0928A  ISSN: 0308-0501  CODEN: FMATDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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有機リン酸系難燃剤としてビニルホスフェートであるジメチル2-(メタクリロイルオキシエチル)ホスフェート(DMMEP)を使用してグラフト共重合法により絹織物の難燃処理につき検討した。このグラフト重合法は,DMMEP溶液中に絹織物を浸漬してPHを調整しながら85°Cでグラフト重合させた後,非イオン界面活性剤水溶液で洗浄して実施した。難燃処理した絹織物の制限酸素指数(LOI)を測定し,DMMEPの処理量との関連を調べた。LOIは28~32%であり,また,DMMEPが9.6%の場合は垂直燃焼試験でも合格した。難燃処理した絹織物の性能(白化状態,取扱性,引張強さ,洗濯耐性(1~50サイクル)など)を調べた。また,ミクロスケール燃焼熱量計(MCC)を使用して熱放出速度を測定した。熱分析(TG及びDTA)により熱分解特性を調べた。これらの結果を活用して,Kissenger法を使用して熱力学パラメター,活性化エネルギーなどを調べた。本研究により,DMMEPの難燃性挙動は主として固相で発揮していることがわかった。
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分類 (2件):
分類
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織布  ,  火災 
タイトルに関連する用語 (4件):
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