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J-GLOBAL ID：201002213089884817   整理番号：10A0846454

遷移金属ビニリデン錯体の化学における最近の機構及び合成開発

Recent Mechanistic and Synthetic Developments in the Chemistry of Transition-Metal Vinylidene Complexes

著者 (1件)： LYNAM Jason M. (Univ. York, York, GBR)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 16  号： 28  ページ： 8238-8247  発行年： 2010年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルキン/ビニリデン相互変換反応に対するルテニウム及びロジウム錯体について,また,2置換ビニリデン配位子調製に使用されるインターナルアルキンについて最近の知見をレビューした。以下の項目について述べた。1)ルテニウムビニリデン錯体(ターミナルアルキン,インターナルアルキン),2)ロジウムビニリデン錯体。1)項では,アルキン/ビニリデン変換におけるルテニウムハーフサンドイッチ錯体の反応例,DFT計算例などを述べた。2)項では,[RhCl(PiPr₃)₂(η²-HC≡CR)],[RhCl(H)(PiPr₃)₂(C≡CR)],[RhCl(PiPr₃)₂(C≡CHR)]配位子に関する知見などを述べた。金属及びアルキン双方での異なる置換基がアルキン/ビニリデン互変異性の動力学及び熱力学特性に大きな影響を与えること,容易に利用できる条件で二置換ビニリデン錯体調製にインターナルアルキンが使用できる可能性などを強調した。

シソーラス用語： 錯体 ,  互変異性 ,  相互変換 ,  配位子 ,  置換 ,  *カルベン錯体 ,  *遷移金属 ,  アルキン ,  ルテニウム錯体 ,  ロジウム錯体 ,  密度汎関数法 ,  置換基効果 ,  反応機構 ,  化学合成
準シソーラス用語： ハーフ-サンドイッチ ,  *ビニリデン錯体

分類 (2件)： 遷移金属錯体一般  (CE01040N) ,  転位反応,異性化  (CF02070E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 遷移金属 ,  ビニリデン錯体 ,  化学 ,  開発