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J-GLOBAL ID：201002213237600866   整理番号：10A0680027

再生可能な化学物質生産のためのリグニンの触媒的有効化

The Catalytic Valorization of Lignin for the Production of Renewable Chemicals

著者 (4件)： ZAKZESKI Joseph (Utrecht Univ., Utrecht, NLD) ,  BRUIJNINCX Pieter C. A. (Utrecht Univ., Utrecht, NLD) ,  JONGERIUS Anna L. (Utrecht Univ., Utrecht, NLD) ,  WECKHUYSEN Bert M. (Utrecht Univ., Utrecht, NLD)
資料名： Chemical Reviews  (Chemical Reviews)
巻： 110  号： 6  ページ： 3552-3599  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： B0256A  ISSN： 0009-2665  CODEN： CHREAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオマスは再生可能な燃料,化学物質あるいはエネルギーとして重要な資源である。化石燃料の枯渇が危惧され,各国では化石燃料を別の再生可能な資源,とりわけバイオマス,に置き換える取り組みが始まっている。利用可能なバイオマスとしてリグニンが期待されるが,その有効利用はまだ始まったばかりである。本レビューはリグニンの構造と前処理法ならびにリグニンモデル化合物(リグニンから得ることが可能な化合物)の有機化学について簡単に解説し,リグニンの有効利用のため,以下の2つの課題についてその現状をまとめた: 1)リグニンの可溶化(一般的特徴,イオン液体),2)触媒を用いたリグニンの転換 A.リグニンの接触分解と加水分解,B.リグニンの還元(不均一触媒反応,電極触媒反応,均一触媒反応),C.リグニン酸化(不均一触媒反応,電極触媒反応,均一触媒反応)。

シソーラス用語： *リグニン ,  *バイオマス ,  再生資源 ,  可溶化 ,  *接触分解 ,  *加水分解 ,  *還元 ,  *酸化 ,  不均一系反応 ,  均一系反応 ,  触媒反応 ,  電極触媒 ,  電気化学反応
準シソーラス用語： 再生可能資源 ,  電極触媒反応

分類 (3件)： 木材化学  (FF05040V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R)

タイトルに関連する用語 (3件)： 化学物質 ,  リグニン ,  触媒