抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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北海道新千歳空港に最も近い活火山である樽前山は,約4万年前に形成された支笏カルデラ南東縁に形成された後カルデラ火山のひとつで,カルデラ形成の巨大噴火に続くカルデラ南東部での9000年前に始まる活動で形成されたものである。その後長い休止期をはさんで1667年に3回目の火山活動を開始した。1909年の4月前後の大噴火では山頂火口に溶岩ドーム新形成されたが,その後の活動レベルは下がっているものの溶岩ドーム周辺は600度近い高温状態が継続している。火山防災対策としては気象庁・北海道大学を中心とする監視・観測活動により警戒レベルの設定・公表が予定されている。