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J-GLOBAL ID：201002213333931059   整理番号：10A0081733

2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシルマクロメディエータによる光-リビングラジカル重合によるポリ(メチルメタクリレート)-block-ポリ(テトラヒドロフラン)の合成

Synthesis of poly(methyl methacrylate)-block-poly(tetrahydrofuran) by photo-living radical polymerization using a 2,2,6,6-tetramethylpiperidine-1-oxyl macromediator.

著者 (1件)： YOSHIDA Eri (Toyohashi Univ. Technol., Aichi, JPN)
資料名： Colloid and Polymer Science  (Colloid and Polymer Science)
巻： 287  号： 12  ページ： 1417-1424  発行年： 2009年12月 
JST資料番号： C0415A  ISSN： 0303-402X  CODEN： CPMSB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(テトラヒドロフラン)(PTHF)鎖末端に担持された2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシル(TEMPO)をマクロメディエータとして使用したメタクリル酸メチルの光-リビングラジカル重合により,ポリ(メチルメタクリレート)-block-ポリ(テトラヒドロフラン)(PMMA-b-PTHF)ジブロック共重合体の合成を達成した。この重合は光酸発生剤としてのビス(アルキルフェニル)ヨードニウムヘキサフルオロホスファート存在下,開始剤として2,2′-アゾビス(4-メトキシ-2,4-ジメチルバレロニトリル)を使用して,室温で遂行し,TEMPOで連結されたポリ(メタクリル酸メチル)(PMMA)とPTHFブロックから成るジブロック共重合体を得た。一次の時間-変換率関係,共重合体分子量と重合率の関係,及び分子量と初期開始剤濃度逆数との関係からなる3つの異なるプロットで線形相関が得られることから,この重合がリビング機構に従って進行することが確認された。このブロック共重合体の分子量分布は,PMMAとPTHFの混和性に基づいたマクロメディエータの分子量に依存していた。

シソーラス用語： *ジブロック共重合体 ,  *ポリメタクリル酸メチル ,  *ポリテトラメチレンオキシド ,  *リビングラジカル重合 ,  光重合 ,  光酸発生剤 ,  フルオロリン酸塩 ,  有機ヨウ素化合物 ,  マクロモノマ
準シソーラス用語： マクロマ ,  ヨードニウム化合物 ,  光-リビングラジカル重合 ,  マクロメディエータ

分類 (1件)： 共重合  (CG04030D)

物質索引 (1件)： 2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシル

タイトルに関連する用語 (3件)： リビングラジカル重合 ,  メチルメタクリレート ,  テトラヒドロフラン