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J-GLOBAL ID：201002213758386852   整理番号：10A0494442

木本植物の芽休眠の誘導における光と温度のセンシングとシグナル伝達

Light and temperature sensing and signaling in induction of bud dormancy in woody plants

著者 (1件)： OLSEN Jorunn E. (Norwegian Univ. Life Sci., Aas, NOR)
資料名： Plant Molecular Biology  (Plant Molecular Biology)
巻： 73  号： 1/2  ページ： 37-47  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： W0811A  ISSN： 0167-4412  CODEN： PMBIDB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 温帯/寒帯地方における木本植物の生存と競合の成功は,温度の季節変化との同調性における,成長,冬季休眠および耐霜性の正確なタイミングに依存している。ハコヤナギ属樹木の活性なシュートの伸長は,FLOWERING LOCUS T(FT)の発現とリンクしており,トウヒ属樹木のFT4の発現は短日に応答して,ヤマナラシ属のFTとは対照的にシュート伸長の阻害あるいは成長中止の促進に機能し,異なるFT遺伝子類が反対の影響を持っていることを示している。短日下におけるジベレリンの低下は成長中止と芽の形成に関与するが,休眠の発達には関与せず,閉じた芽の形成と同時にアブシジン酸活性は増加するが,細胞増殖遺伝子類はダウンレギュレートされる。短日下において,温度は成長中止,芽形成および休眠の深さに影響するが,これらの応答の分子的根拠となる情報は少ない。

シソーラス用語： *樹木 ,  *芽 ,  *休眠 ,  誘導 ,  光 ,  温度 ,  検出 ,  *細胞情報伝達 ,  季節的変動 ,  同時性 ,  ハコヤナギ属 ,  遺伝子 ,  *遺伝子発現 ,  トウヒ属 ,  短日処理 ,  植物ホルモン ,  ジベレリン ,  不飽和カルボン酸 ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  単環セスキテルペン ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： FT遺伝子 ,  木本植物

分類 (4件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  森林植物学  (FF02020E)

物質索引 (1件)： アブシジン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 木本植物 ,  芽 ,  休眠 ,  誘導 ,  センシング ,  シグナル伝達