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J-GLOBAL ID：201002213882245582   整理番号：10A0895399

混合モデル順序づけ問題へのSCMアプローチ

SCM Approach to the Mixed-model Sequencing Problem

著者 (1件)： HIRAKI Shusaku (Hiroshima Shudo Univ.)
資料名： 日本経営工学会論文誌  (Journal of JIMA. English Issues)
巻： 61  号： 3E(CD-ROM)  ページ： 139-148  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： F0241B  ISSN： 1342-2618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 混合モデル組立ラインの順序を決定する場合,通常,次の2つの目的,1)組立ラインにおける各工程の負荷(総組立時間)の平準化,2)ラインの各部品の一定利用率の維持,が考慮される。第1の目的に対して,最大作業輻輳を最小化する順序を決定し,第2の目的に対して,混合モデル組立ラインにおける各部品の1時間当りの使用量(消費速度)をできるだけ一定に保持する順序を選択する。これらの2つの目的を同時に考慮した研究もいくつか存在する。本稿では,SCMの観点から,上記の従来からの2つの目的のみならず,最終製品が車両運送業者による配送時の販売業者への納期短縮という第3の目的を考慮して,2段階順序づけ法を用いた手法を提案する。第1段階では,部品利用の定率維持と納期への対応のために,生産期間を短期に分割し,各期間の各製品の生産量を決定する。第2段階では,組立ラインにおけるより平滑な生産を実現する各分割期間の生産スケジュールを設定する。提案した順序づけ手順の有効性を説明し,明確にする数値事例を示す。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *組立ライン ,  *順序づけ問題 ,  *スケジューリング ,  かんばん方式 ,  作業時間 ,  負荷調整 ,  *ロジスティックス ,  在庫管理 ,  納期 ,  自動車工業 ,  工程作業時間 ,  負荷平準化 ,  利用率 ,  混合効果モデル
準シソーラス用語： 混合モデル ,  *SCM ,  納期短縮

分類 (2件)： 生産工程  (QA01097H) ,  ネットワーク法  (KA03040X)

引用文献 (40件)：

• HUGEJILE. A Comparative Analysis of Sequencing Problem for Mixed-model Assembly Line. J. of Economic Sciences. 2008, 11, 2, 111-133
• MITSUMORI, S. Optimal Schedule Control of Conveyer Line. IEEE Translations. 1969, AC-14, 6, 633-639
• HIRAKI, S. A Study on Scheduling for the Convey Line Production System. Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. 1978, 44, 381, 1770-1777
• OKAMURA, K. A heuristic algorithm for the assembly line model-mix sequencing problem to minimize the risk of stopping the conveyor. Int. J. of Production Research. 1979, 17, 3, 233-247
• TSAI, L. H. Mixed-model sequencing to minimize utility work and the risk of conveyor stoppage. Management Science. 1995, 41, 3, 485-495

タイトルに関連する用語 (3件)： 混合モデル ,  順序づけ問題 ,  SCM