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J-GLOBAL ID:201002214008061729   整理番号:10A1012080

CO2地中貯留への取組 収着熱測定および1H-NMR横緩和時間測定による石炭-CO2収着の解明

Study on CO2 Sorption on Coal Measured by Heat of Sorption and Spin-Spin Relaxation
著者 (7件):
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巻: 126  号: 10/11  ページ: 608-613  発行年: 2010年09月25日 
JST資料番号: F0463A  ISSN: 1881-6118  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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石狩炭田における炭層内ガス増進促進法(ECBMR)のパイロット試験において,CO2を炭層に注入すると,注入井付近の炭層の浸透性が次第に低下する現象が見られた。これは石炭の膨潤現象が原因であると考えられるが,2つの実験によりそのメカニズムを検討した。Calvet式熱量計を用いて石炭へのCO2収着熱測定を行った。また1H-NMR横緩和時間を測定し,CO2の収着に伴う石炭分子の凝集構造の変化を検討した。収着熱の測定から,CO2は石炭への単純な物理吸着ではないことがわかった。1H-NMR横緩和時間とL1成分は,CO2ガスの圧力上昇とともに増加した。このことはG成分の一部に凝集緩和が生じたことやL1成分の分子運動性が活発化したことを示す。これらから,膨潤は,G成分の凝集緩和とL1成分の活発化によることが分かった。
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分類 (2件):
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研究開発  ,  油田・ガス田開発 
引用文献 (21件):
  • Intergovernmental Panel on Climate Change 4^<th> Assessment Report. http://www.ipcc.ch/pdf/assessment-report/ar4/syr/ar4_syr.pdf
  • Center for Global Environmental Research. National Greenhouse Gas Inventory Report of Japan. http://www-gio.nies.go.jp/aboutghg/nir/2009/NIR_JPN_2009_v5.0E.pdf
  • BRIGGS, H. Proc. Roy. Sot. 1933, 53, 48
  • TODA, Y. Fuel. 1972, 51, 108-112
  • REUCROFT, P. J. Fuel. 1986, 65, 816-820
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