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J-GLOBAL ID：201002214303697040   整理番号：10A0720230

微生物の協力の進化に関するHamiltonの法則の一般化

A Generalization of Hamilton’s Rule for the Evolution of Microbial Cooperation

著者 (3件)： SMITH Jeff (Indiana Univ., IN, USA) ,  VAN DYKEN J.David (Indiana Univ., IN, USA) ,  ZEE Peter C. (Indiana Univ., IN, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 328  号： 5986  ページ： 1700-1703  発行年： 2010年06月25日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 選択が強力で適応の効果が非相加的な生物(微生物など)では,Hamiltonの法則を使って社会的な進化を正確に説明できない。今回,Hamiltonの法則の一般化を導いた。細菌Myxococcus xanthusがアミノ酸を欠乏すると,一部の「裏切り者」株は「協力者」株の中では超効率的に胞子を形成するが,「裏切り者」株だけではほとんど形成しない。両株を様々な比率で混合して,生き残った胞子の数を測定した。あてはめた統計モデルのTaylor級数からパラメーターを計算した。予測された包括適応度と観察値の間に有意な差はみられなかった。協力者が70%超の場合だけ,裏切り者が最終的に有利であった。強い非相加性は微生物の協力に重要な役割を果たしていた。

シソーラス用語： *生物進化 ,  協力 ,  Myxococcus xanthus ,  統計模型 ,  *一般式 ,  級数
準シソーラス用語： *Hamiltonの法則 ,  Taylor級数

分類 (1件)： 進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 微生物 ,  協力 ,  進化 ,  法則 ,  一般化