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J-GLOBAL ID:201002214572270265   整理番号:10A0299975

エポキシ脂肪酸およびヒドロキシ脂肪酸を蓄積する植物の種子および他の組織におけるDGAT1,DGAT2およびPDATの発現

DGAT1, DGAT2 and PDAT Expression in Seeds and Other Tissues of Epoxy and Hydroxy Fatty Acid Accumulating Plants
著者 (3件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 145-157  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: B0873A  ISSN: 0024-4201  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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植物の主要な貯蔵脂質であるトリアシルグリセロール(TAG)の合成はアシル-CoA:ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(DGAT1およびDGAT2)およびリン脂質:ジアシルグリセロールアシルトランスフェラーゼ(PDAT)により触媒されるが,DGAT1,DGAT2およびPDATをコードする遺伝子が種子の発達においてどのように制御され,種油中の異常な脂肪酸の蓄積にどのように関与しているかは良く分かっていない。本研究では,エポキシ脂肪酸およびヒドロキシ脂肪酸を高レベルに蓄積する植物種の成長中の種子について,油とエポキシ脂肪酸およびヒドロキシ脂肪酸の蓄積に関連するDGAT1遺伝子,DGAT2遺伝子およびPDAT遺伝子の発現パターンを検討した。DGAT1遺伝子,DGAT2遺伝子およびPDAT遺伝子の発現パターンは,成長中の種子におけるエポキシ脂肪酸およびヒドロキシ脂肪酸の高レベルの蓄積に関与している3種類の酵素と一致していた。エポキシ脂肪酸およびヒドロキシ脂肪酸を蓄積する植物の成長中の種子のPDAT遺伝子およびDGAT2遺伝子の転写物の量は,ダイズやシロイヌナズナよりも高レベルであった。PDAT遺伝子,DGAT1遺伝子およびDGAT2遺伝子は種々の植物の組織に発現されていたことから,これらの酵素の種油の蓄積以外の役割が示唆された。DGAT1遺伝子は少なくともシロイヌナズナとダイズでは種油の蓄積のための主要な酵素であると推定された。エポキシ脂肪酸およびヒドロキシ脂肪酸を蓄積する植物では,DGAT2遺伝子とPDAT遺伝子は種油への異常な脂肪酸の蓄積における役割と一致した発現パターンを示すことが分かった。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  植物生理学一般 

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