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J-GLOBAL ID:201002214738800055   整理番号:10A0966460

ラテックス配合技術を使用する自己集合天然ゴム/多層カーボンナノチューブ複合材

Self-assembled natural rubber/multi-walled carbon nanotube composites using latex compounding techniques
著者 (6件):
資料名:
巻: 48  号: 15  ページ: 4497-4503  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: H0270B  ISSN: 0008-6223  CODEN: CRBNA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多層カーボンナノチューブ(MWCNTs)の機能化は,強化高分子材料用のナノチューブの集合を排除する際に重要な役割を果たす。ここでは,ラテックス配合と自己集合技術を使用することによって,新しいタイプの天然ゴム(NR)/MWCNT複合材を調製した。混酸(H2SO4/HNO3=3:1,v)でMWCNTsを機能化して,次に,ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロリド)とラテックス粒子と集合した。Fourier変換赤外分光法や透過型電子顕微鏡,走査電子顕微鏡は,ラテックス粒子とMWCNTsの間の集合機構を調べるのに使用した。MWCNTsの強い自己集合が表面の機能化によって大きく抑制されたので,MWCNTsが個々のナノチューブとして,天然ゴム(NR)ラテックス中に均一に分散しているのがわかる。MWCNTsの量が1wt%にすぎなくても,よく分散したMWCNTsはNRの引張り強度の顕著な増加を起こす。動的機械分析は,純粋なNRのものと比べると,複合材のガラス転移温度はより高く,NR/MWCNT複合材の内部熱発生と熱安定性がより良いのを示す。これらの性質の顕著な改善は主にNR相とMWCNTsの間の強い界面付着のためである。MWCNTsの機能化は天然ゴム材料の大きな強化のための潜在的に強力な技術を表す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ゴム  ,  充填剤,補強材  ,  炭素とその化合物 

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