抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
産業用の直動システムは,油圧及び空気圧シリンダ,または回転形モータの動作をボールねじ等で機械的に直線動作に変換するものが主流であった。1980年代から,物流システムや工場内搬送装置として用いられてきたリニアモータは,高推力化設計技術とセンサ・制御技術の進歩に伴い,現在では産業用途にも広く用いられている。それに伴い,リニアモータを駆動源としたリニア電磁駆動システムにはより高い機能が求められている。このような状況において,リニア電磁駆動システムに使われる要素技術を調査した結果が,下記の技術報告書として出版された。・産業用リニア電磁駆動システムの要素技術とその動向,電気学会技術報告書第1154号(2009)。本報告書はその続編にあたる。本報告書では以下について詳しく述べている。(1)産業用リニア電磁駆動システムの適用分野。(2)産業用リニア電磁駆動システムに用いられる要素技術。(3)産業用リニア電磁駆動システムの適用による実用事例。先に出版された報告書と本報告書をそろえてご参考いただくことにより,リニア電磁駆動システムに使われるリニアモータや要素技術,その応用についてより一層理解が深まり,リニア電磁駆動システムのさらなる高性能化を実現できる。(著者抄録)