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J-GLOBAL ID：201002214848813225   整理番号：10A0921514

地形対応型設計手法からみた斉康の建築設計思想に関する研究

A STUDY ON THE ARCHITECTURAL DESIGN OF KANG QI FROM THE VIEWPOINT OF DESIGN METHOD OF TOPOGRAPHY

著者 (3件)： QU Yi (遠藤秀平建築研) ,  重村力 (神奈川大 工) ,  浅井保 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 655  ページ： 2133-2138  発行年： 2010年09月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論は,中国の第一世代建築家の設計思想を引き継ぎ,70年代末の改革開放以降活躍している中国現代建築界における代表的な存在の一人一斉康を取り上げ,彼が探究している「現代的地方スタイル」設計概念に注目し,その建築作品における地形対応型設計手法の分析を行った。斉康の22件建築作品を選定し,図面資料から建物敷地の地形を読み取り,それを建物の配置方式・床形状・壁面形状・屋根形状と合わせて分析することで,以下の6種類の地形対応型設計手法を導きだした。1)平坦型,2)平地屋内空間型,3)屋外接地型,4)段状地形順応型,5)斜面状地形順応型,6)地形強調型。この6種類の地形設計手法と地形との関係からみると,斉康が建築設計にあたり,異なる地形に合わせて,異なる設計手法で対応していることと,空間対応と外観表現対応の二つの方式で地形と対応していることがわかった。

シソーラス用語： *地形 ,  設計 ,  *技術 ,  *建築設計 ,  *中華人民共和国 ,  *建築家 ,  現代建築史 ,  概念 ,  図面 ,  敷地 ,  *思考
準シソーラス用語： *斉康 ,  *地形対応型 ,  現代的地方スタイル

分類 (1件)： 建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 地形 ,  設計手法 ,  建築 ,  設計 ,  思想 ,  研究