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J-GLOBAL ID：201002214904215239   整理番号：10A1012219

木材における銅モノエタノールアミン吸着とそれとカチオン吸着能(CEC)との関係

Copper monoethanolamine adsorption in wood and its relation with cation exchange capacity (CEC)

著者 (2件)： LEE Myung Jae (Univ. Toronto, Toronto, CAN) ,  COOPER Paul (Univ. Toronto, Toronto, CAN)
資料名： Holzforschung  (Holzforschung)
巻： 64  号： 5  ページ： 653-658  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0119A  ISSN： 0018-3830  CODEN： HOLZAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 銅製剤は木材防腐剤として広く使われているが,それらの木材に対する吸着量を予測するために代表的な防腐剤である銅モノエタノールアミン(Cu-Mea)吸着量とカチオン(ナトリウムイオン)交換能(CEC)との関係を調べた。木材としてレジノサマツ材を用いた。CECはpHが高くなるほど増加した。Mea吸着量はpH9以下ではCEC-pH曲線に合致したが,pH9以上では偏差が大きくなり,吸着機構が水素結合(9以下)からイオン交換(9以上)に変化したと推定した。CuMeaの場合,銅吸着量はCEC-pH曲線と一致したが,Mea吸着量はpH4.5以下では錯体を形成しないためにCEC-pH曲線から下方に外れ,pH4.5以上では錯体として吸着するめにCEC-pH曲線と一致した。FTIR分析の結果はMea,ナトリウム,銅に対して同じサイトが作用していることを示した。

シソーラス用語： 木材 ,  防腐処理 ,  木材防腐剤 ,  銅化合物 ,  *銅錯体 ,  pH依存性 ,  容量 ,  カチオン ,  *陽イオン交換容量 ,  ナトリウム化合物 ,  金属イオン ,  マツ材 ,  マツ属 ,  結合部位 ,  *木材性質 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  アミノアルコール ,  第一アミン
準シソーラス用語： Pinus resinosa ,  ナトリウムイオン ,  吸着サイト ,  吸着容量 ,  *吸着量

分類 (3件)： 製材・加工  (FF05032S) ,  木材の性質・構造  (FF05020Z) ,  固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (1件)： モノエタノールアミン

タイトルに関連する用語 (7件)： 木材 ,  銅 ,  モノエタノールアミン ,  吸着 ,  カチオン ,  吸着能 ,  CEC