文献
J-GLOBAL ID:201002214948808024   整理番号:10A0677034

非木材性パルプ工場のための原材料のライフサイクルアセスメント:麻と亜麻

Life cycle assessment of raw materials for non-wood pulp mills: Hemp and flax
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号: 11  ページ: 923-930  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0817C  ISSN: 0921-3449  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近では非木材性の繊維をパルプ工場の原料として使用することに関心が高まってきている。この研究では,ライフサイクルアセスメント(LCA)法を用いて特殊な紙パルプのための麻と亜麻繊維生産物に関連した環境影響を同定,定量する。両方のシステムにおいて,パルプ工場への繊維1トンの投入を機能単位として用いた。フォアグラウンドシステム(農業的入出力)のための在庫データは栽培者(スペインの農園と専門相談員)から直接得たが,必要な場合には文献からのデータを組み合わせた。化学薬品と農薬の生産,機械と電力などのバックグラウンドシステムのデータは,エコインベントデータベースから得た。作物に関係する環境影響の潜在力を定量するため,CMLベースライン2000法を選択した。具体的には,地球温暖化(GWP),酸性化(AP),富栄養化(EP)及び光化学的酸化物生成(POP)を見積もった。更に2つの流れの指標,エネルギー(EU)と農薬使用(PU)についても考慮した。分析したすべての影響区分において麻繊維の生産がもっとも高い値を示した。一方,灌漑と農薬の消費による亜麻シナリオでは2つの流れ指標が大きかった。LCA法によりホットスポットが同定され,これにより環境影響を軽減できる別の改善方法が提案された。両方の作物で,肥料の生産と使用及びアマ打ち作業がホットスポットと同定された。更に,麻の場合には収穫作業,亜麻の場合は灌漑が有意に寄与していた。非木材性パルプのライフサイクルの全体像を知るために,今後は非木材性繊維の研究に焦点が当てられるであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
繊維料作物  ,  環境問題  ,  パルプ原料とその調製 

前のページに戻る