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J-GLOBAL ID:201002214950867500   整理番号:10A1095689

TGFβとEGFは上皮性卵巣癌細胞のより浸潤性の表現型を相乗的に誘導する

TGFβ and EGF synergistically induce a more invasive phenotype of epithelial ovarian cancer cells
著者 (10件):
資料名:
巻: 401  号:ページ: 376-381  発行年: 2010年10月22日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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上皮間充織遷移(EMT)は上皮性卵巣癌(EOC)の進行と転移に関連する。SnailとSlug(転写因子Snailファミリーの2つのメンバー)は接着分子E-カドヘリンの発現を調節し,従ってEMTの正の調節因子として機能する。それらの発現はEOCのより侵襲性の表現型と関連がある。しかし,EOC細胞におけるそれらの発現がどのように調節されるかは,さらに明らかにされる必要がある。ここで我々は,形質転換増殖因子β(TGFβ)や上皮増殖因子(EGF)がEOC細胞株OVCA429細胞においてmRNAとタンパク質のレベルの両方でSlugおよびSnailの発現を相乗的に誘導することを示す。特異的化学阻害剤を用いて,我々はTGFβにより誘導されるSlugとSnailの発現がTGFβ/ALK5経路により仲介され,SlugとSnailのEGFが誘導する発現はMEK1/2依存性であることを立証する。興味深いことに,TGFβが誘導するSlugの発現もMEK1/2依存性である。更に我々は,組み合わせたTGFβおよびEGF刺激はE-カドヘリンの発現の抑制において,何れか片方のみよりも強力であることを立証する。機能上,TGFβとEGFの組み合わせた刺激は,何れか一方よりも強力に,OVCA429細胞の運動性を増殖し,OVCA429細胞によるMMP2産生を誘導する。合わせて我々のデータはTGFβとEGFシグナル経路がEMTを相乗的に誘導し,より浸潤性の表現型をEOCに与えることを立証する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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細胞構成体の機能 

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