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J-GLOBAL ID:201002215138497525   整理番号:10A0750627

イオウを利用する素材プロセッシング(II)硫黄循環による硫化水素からの水素エネルギー製造(2)-生化学的反応による硫黄の硫化水素への転化-

Effective Hydrogen Generation from H2S by Utilizing the Sulfur Cycle (2)-Conversion Method from Elemental Sulfur to H2S by Biological Reaction-
著者 (3件):
資料名:
巻: 126  号:ページ: 464-467  発行年: 2010年07月25日 
JST資料番号: F0463A  ISSN: 1881-6118  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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光触媒を用いた水素製造に関し循環型システムを確立するためには,前報(同誌Vol.126,p460-463(2010))で回収方法を示した硫黄を硫化水素へ転化する技術の開発が必要である。硫黄種を還元する硫黄種還元菌が優勢である嫌気性発酵を利用するため,メタン発酵槽に硫黄種を添加することで硫化水素を効率的に製造する方法を検討した。浄化センターから採取した混合汚泥と硫酸還元菌等を含む反応液を発酵槽に投入し,1ケ月安定化後,元素硫黄および硫酸ナトリウムを添加し発生ガス量とガス成分の分析を行った。その結果,元素硫黄添加時は添加量0.05mol以下,硫酸ナトリウム添加時は添加量0.01mol以下までは硫化水素の製造が可能であった。それ以上の濃度では,発生した硫化水素の毒性による菌への影響により反応が阻害された。また陽イオンによる阻害やpH上昇の影響がない硫黄添加の方が有効であることがわかった。
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分類 (2件):
分類
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微生物代謝産物の生産  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
引用文献 (11件):
  • 1) T.Hayashi, H.Takahashi, K.Tohji: Journal of MMIJ, 126 (2010) , 460-463.
  • 2) R.E.Speece: Sangyou Haisuishori no tameno kenkisei biotechnology, (Gihoudou, Tokyo, 1999) .
  • 3) K. Komatsu, H. Yasui, A. Oohashi and H. Harada: Gesuidou Kyoukai Shi.,41,505 (2004) 111-117.
  • 4) Mieko Yada, Hiroko Kawaguchi and Ken Sasaki: Haikibutu no bio konbashon (chijinn shokan, Tokyo, 2001) .
  • 5) US patent 6852305 B2.
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