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J-GLOBAL ID:201002215194551699   整理番号:10A1379707

2-テノイルトリフルオロアセトンとそのニッケル(II)および銅(II)キレートの分配定数に対するイオン液体の溶媒効果と正則溶液理論を用いた溶媒の性質の評価

Solvent effect of ionic liquids on the distribution constant of 2-thenoyltrifluoroacetone and its nickel(II) and copper(II) chelates and the evaluation of the solvent properties based on the regular solution theory
著者 (2件):
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巻: 83  号:ページ: 299-304  発行年: 2010年12月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イオン液体(IL)1-アルキル-3-メチルイミダゾリウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(CnmimTf2N;n=4,6,および8)と水相間での2-テノイルトリフルオロアセトン(Htta)とそのNi(II)およびCu(II)キレートの分配定数を測定した。IL中のHttaエノール分画を分光光度測定してHttaのエノール型の分配定数(KD,HE)を計算した。正則溶液理論(RST)を用いた既報のアルカン,芳香族炭化水素,塩化炭化水素,エーテル,ケトンおよびエステルのような様々な分子溶媒のものと比較して,IL中のKD,HE値を算出した。Htta(エノール)のIL溶液は有機溶媒で予想されたように擬正則溶液と見なされることが明らかとなった。一方,金属(II)キレートの分配定数(KD,M)におけるILの効果はかなり複雑であった。Cu(tta)2-IL溶液はアルカンや芳香族炭化水素溶液のように振る舞うが,Ni(tta)2-IL(C4mimTf2N)はエーテルやケトン溶液のようであった。Ni(II)の場合,Ni(II)キレートとIL間においてある特別な相互作用が推測された。最後にRSTによるKD,HEを用いてILの溶解度パラメータを測定したところ,蒸発エンタルピーより得られた文献値とよく一致した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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電解質水溶液  ,  抽出平衡,分配平衡 
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