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J-GLOBAL ID:201002215203055691   整理番号:10A0083661

甲状腺ホルモン,T3,又はrT3の異性体のエレクトロスプレイイオン化質量分析法を用いる単一比速度論的方法による識別と定量

Isomeric Discrimination and Quantification of Thyroid Hormones, T3 and rT3, by the Single Ratio Kinetic Method Using Electrospray Ionization Mass Spectrometry
著者 (6件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 14-22  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: W0174A  ISSN: 1044-0305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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甲状腺ホルモン異性体,3,5,3′-トリヨードチロニンと3,3′,5′-トリヨードチロニンの気相中での識別と定量に単一電荷の遷移-金属イオン結合3量体錯体[MnII(A)(ref*)2-H]+(MII=2価遷移金属イオン;A=T3,又はrT3;ref*=対照配位子)の競争的単分子解離の速度論に基づく単一比速度論的方法を適用した。3量体錯体イオンは,エレクトロスプレイイオン化質量分析法を用いて生成させ,そのイオンを衝突活性化し,2量体錯体,[MnII(A)(ref*)-H]+と[MnII(A)(ref*)2-H]+を形成する2つのフラグメント経路の分岐比から異性体の識別を実現した。2つの異性体それぞれの分岐比の比率Risoは,対照物と金属イオンに強く依存することが見出された。アミノ酸,置換アミノ酸,及びジペプチドから対照物を選択して,5種の遷移金属イオン(CoII,CuII,MnII,NiII,及びZnII)から選択した中央金属イオンと組み合わせた種々の組みを試験した。その結果のT3/rT3対を異性体の識別の点で比較した。混合物の異性体組成に対する分岐比の比率から検量線を作成し,試料対の異性体の迅速な定量分析が可能になった。また,四重極イオントラップ質量分析計と四重極飛行時間型質量分析計から得た2つの組の結果の比較によって本法の装置依存性を調べた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  甲状腺ホルモン 

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