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J-GLOBAL ID:201002215239017737   整理番号:10A0876686

ヒルカルボキシペプチダーゼ阻害因子のEscherichia coliでの分泌収率向上:トリガー因子とシグナル認識粒子の影響

Enhancing the secretory yields of leech carboxypeptidase inhibitor in Escherichia coli: Influence of trigger factor and signal recognition particle
著者 (7件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 122-128  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シグナル認識粒子(SRP)依存的分泌経路は,大腸菌ペリプラズムでのジスルフィド結合性と/または高速折り畳み組換え蛋白質産生のSec依存的搬出に対する魅力的な代替経路である。分子シャペロントリガー因子(TF)とリボソーム付着部位を共有するSRPは,SecYEGポアを通る標的蛋白質の引き続く同時翻訳移行のため,リボソームから出てFtsYにリボソーム新生鎖複合体を送りながら,非常に疎水性のシグナル配列を認識する。しかし,Sec依存的搬出の場合のように,細胞質での前駆体蛋白質蓄積により分泌収率は限られる。モデル系としてSRP依存的DsbAシグナル配列を結合したヒルカルボキシペプチダーゼ阻害因子(LCI)を使って,TFコード遺伝子のヌル変異(Δtig)またはSRP共発現がプレLCI蓄積を半減させ,二つの方策の組み合わせにより量的搬出が達成できることを示した。興味あることに,前駆体プロセシングの増強はペリプラズムLCI量を変化させなかったが,増殖培地に排出した蛋白質量を増加した。成熟LCIはほぼフル活性で,より速い増殖のためΔtig細胞単独でも生産性は80%増加した。SRPとTFとの競合はSRP経路を目標とした組換え蛋白質の効率的搬出を妨げ,収率改善の単純な解決法としてTF欠損株とSPR共発現を樹立できることを,結果は示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子操作  ,  微生物生理一般  ,  動物の生化学 

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