文献

J-GLOBAL ID：201002215257884880   整理番号：10A1754177

バイオチャーを触媒に利用したタールの触媒熱分解

Catalytic Cracking of Tar using BioChar as a Catalyst

著者 (3件)： JUNEJA Ankita (Univ. Georgia, GA, USA) ,  MANI Sudhagar (Univ. Georgia, GA, USA) ,  KASTNER Jim (Univ. Georgia, GA, USA)
資料名： American Society of Agricultural and Biological Engineers Annual International Meeting 2010, Vol.7  (American Society of Agricultural and Biological Engineers Annual International Meeting 2010, Vol.7)
ページ： 5666-5678  発行年： 2010年 
JST資料番号： K20100039  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオマスのガス化による電力,燃料と化学生成物に応用できる合成ガスの生成過程で生じるタールは,金属表面の腐食や触媒の非活性化などの問題を伴い,その分解が重要課題である。合成ガスに含まれる全タール量の24%を占め,活性度が最も低いトルエンをタールの模型化合物に選び,バイオチャーを触媒にした分解過程を調べた。反応温度(600~900°C)とトルエン流入濃度(1000~4600ppm)を変えて,トルエンとその分解生成物の濃度を分析した。触媒としてのチャーがトルエン熱分解に有効であることを実証し,その転換率が900°Cで94%に達することがわかった。温度の上昇と流入濃度の増大により転換率が向上する。1次反応を仮定して,反応速度定数と見かけの活性化エネルギーを計算した。

シソーラス用語： *タール ,  モデル化合物 ,  *接触分解 ,  *チャー ,  *触媒活性 ,  反応速度定数 ,  活性化エネルギー ,  アルキルベンゼン
準シソーラス用語： バイオチャー

分類 (1件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E)

物質索引 (1件)： トルエン

タイトルに関連する用語 (4件)： バイオチャー ,  触媒 ,  タール ,  熱分解