抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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シロアリは,建物内や地中に蟻道を造って餌を探し回る。この行動を採餌行動と呼ぶ。ベイト工法は,この採餌行動を上手く利用した工法である。ベイト工法には,集殺型と誘殺型がある。集殺型は,建物などの周囲の地面に無毒の餌(餌木)を入れた容器を埋設し,シロアリが集まってきたときに殺蟻剤混和の毒餌(ベイト剤)を投与し駆除する方法である。一方,誘殺型はベイト剤を入れた容器を梁や柱,土台などに取り付けて,シロアリを容器内へ誘い込んでベイト剤を喫食させて駆除する方法である。維持管理型は,集殺型ベイト工法に点検システムを導入し,予防的な概念を取り入れたものである。維持管理型ベイト工法は,ヤマトシロアリとイエシロアリの両方に適用できなければならない。イエシロアリは刺激に鈍感であるが,ヤマトシロアリは刺激に敏感である。