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J-GLOBAL ID：201002215306206744   整理番号：10A1746427

高力圧力容器鋼のオートフレッテージ処理後熱処理とその再降伏に及ぼす影響

Post-Autofrettage Thermal Treatment and Its Effect on Reyielding of High Strength Pressure Vessel Steels

著者 (4件)： TROIANO E. (U.S. Army RDT&E Center, NY) ,  UNDERWOOD J. H. (U.S. Army RDT&E Center, NY) ,  PARKER A. P. (Cranfield Univ., Swindon, GBR) ,  MOSSEY C. (U.S. Army RDT&E Center, NY)
資料名： Journal of Pressure Vessel Technology  (Journal of Pressure Vessel Technology)
巻： 132  号： 6  ページ： 061402.1-061402.5  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： D0445B  ISSN： 0094-9930  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 厚肉圧力容器のオートフレッテージには容器内面における引張塑性歪の発生を伴う。このことは荷重除去時に逆行現象が発生し,内面には好都合な圧縮残留応力が発生するため,要素の疲れ寿命が延長される。厚肉圧力容器では,本プロセスが油圧または機械的な過荷重プロセスにより実現される。厚肉圧力容器の材料中には加工硬化に起因するBauschinger効果も発生し,これが上記の圧縮残留応力を低減する。この現象は引張塑性予歪の関数である。そこで本報では,多重処理のオートフレッテージプロセスと言う新しい考案を提案した。本プロセスには低温オートフレッテージ処理後熱処理を必要とするが,これにより材料の残留応力に対する影響は最小限に抑制されたまま,元の降伏条件に戻される。

シソーラス用語： *高強度鋼 ,  *圧力容器用鋼 ,  塑性加工 ,  *後熱処理 ,  残留応力 ,  Bauschinger効果 ,  加工硬化 ,  多重処理 ,  *降伏点 ,  回復
準シソーラス用語： *オートフレッテージ ,  圧縮残留応力

分類 (3件)： 原子炉容器  (MD04050A) ,  その他の塑性加工  (WC04090Z) ,  熱処理技術  (WC03020T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 圧力容器鋼 ,  オートフレッテージ ,  後熱処理 ,  降伏