文献
J-GLOBAL ID:201002215324157807   整理番号:10A0926201

チャレンジ省エネ File No.33 省エネルギーと患者サービスの両立に向けて 広島市立安佐市民病院

資料名:
巻: 62  号:ページ: 66-69  発行年: 2010年08月30日 
JST資料番号: F0218A  ISSN: 0387-1819  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
病院は患者に安心感を与え,快適で良質な医療サービスを提供するという使命を担っている。その使命と省エネ・コスト削減の要請が両立し得ることを示す病院が,高度・先進医療の拠点となっている広島市立安佐市民病院(南館:19,203m2,北館:10,543m2,病床数:572床)である。しかし,南館は30年,北館は18年が経過し老朽化が進んでいる。2007年には冷房機を巡って300件近くのトラブルが発生した。電力需要がピークであるため高効率ヒートポンプ(EHP)の導入は不可能とされていたが,省エネ支援を続けてきたエネルギー管理士(山武(株)社員)が「蓄熱槽や冷却塔,循環ポンプ類などの付帯動力が不要になることや,空調設計条件の余裕率を削ぎ,設備容量を現実的な規模とすることで,電力増加をかなり抑制可能」と試算し,EHPが導入された。EHP導入後の1年間の実績では重油が240kL削減でき,電力量の増加は僅かだった。EHPの導入により,スイッチ1つで細やかな室温管理が可能になるため,入院生活が快適になり患者のサービス向上につながった。空調機のほかにも,2008~2009年に,自然冷媒CO2ヒートポンプ給湯ユニットの導入,ボイラの小型効率化,照明器具の高効率化,エレベータのインバータ化など,フル稼働している病院になんら支障なく,南館の大改修は成功裏に終わった。大規模省エネ改修の効果がでる2010年度末には,年間4,355万円の経費削減となりことが見込まれている。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境問題 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る