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J-GLOBAL ID:201002215340975340   整理番号:10A0929167

X-線結晶学によって明らかにされたヒトβ2アドレナリン受容体の逆アゴニストの保存性結合モード

Conserved Binding Mode of Human β2 Adrenergic Receptor Inverse Agonists and Antagonist Revealed by X-ray Crystallography
著者 (7件):
資料名:
巻: 132  号: 33  ページ: 11443-11445  発行年: 2010年08月25日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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β2アドレナリン受容体(β2AR)はG-蛋白質共役受容体蛋白質のひとつで,膜シグナル伝達に関わっている。このβ2ARがリガンド結合したβ2AR-リガンド複合体の3次元構造がβ2ARの機能活性に深く関与している。本研究では,2つの逆アゴニストの化合物I(ICI 118551)および化合物II,並びにアンタゴニストの化合物III(アルプレノロール)という3つの異なるタイプのリガンドを用いて,それらとβ2ARが形成する複合体のX-線結晶構造(解像度:2.8~3.1Å)を解析した。その結果,β2ARのリガンド結合部位は,局所的微小構造変化のみを伴なって,異なる化学-および薬理特性をもつ化合物の受け入れができることを見出した。また,上記3つのリガンドは何れもヒドロキシルアミン部分構造を持ち,この構造がβ2ARとの異なる相互作用を形成する化学的に多様な芳香環部分と受容体との保存性水素結合ネットワークを確立していることも明らかとなった。更に,受容体リガンド交差ドッキング実験の結果についても述べた。
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  分子構造 
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