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J-GLOBAL ID:201002215378225220   整理番号:10A0053063

twisted gastrulationを通したBMP促進因子として機能しているCv2はネフロン前駆体の初期発生に必要とされる

Cv2, functioning as a pro-BMP factor via twisted gastrulation, is required for early development of nephron precursors
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資料名:
巻: 337  号:ページ: 405-414  発行年: 2010年01月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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BMPシグナルの微調整は,複雑な器官形成の多くの局面に重要である。本報告では,BMP結合分泌因子Crossveinless2(Cv2)によるBMP情報伝達の増強は,哺乳類ネフロン初期胚発生に必須であることを明らかにする。Cv2ヌルマウスでは,キャップコンデンセート(通常はCv2を発現するネフロン祖先クラスター)数が減少し,コンデンセート細胞は,凝集レベルを低下させた。これらCv2-/-コンデンセートでは,リン酸化したSmad1(pSmad1)レベルは,実質的に低下した。Cv2-/-マウスにおけるBmp7対立遺伝子の消失は,キャップコンデンセート欠損を増強し,この組織においてpSmad1レベルをさらに減少させた。これらの観察は,Cv2には,初期ネフロン形成においてBMP促進機能があることを示した。興味深いことに,Cv2-/-変異体の腎臓欠損は,もう1つのBMP結合因子をコードしているTwisted gastrulation(Tsg)のヌル変異により完全に支持され,これは,Cv2がTsg依存的にBMP促進性ネフロン形成機能を発揮することを示している。胚性腎臓細胞系を用いて,Cv2がTsgのBMP促進活性を増強することを明らかにする実験的な証拠を提示した。これらの発見は,器官形成微小環境において局所BMPシグナルのピークを組織化する細胞外調節剤間の分子階層性を明らかにした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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