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J-GLOBAL ID:201002215383377993   整理番号:10A0508876

電熱原子吸収分光法による痕跡量の金属の分析のための表面-親和性のある重合ベシクル膜の分析的応用

Analytical application of surface-affinity polymerized vesicular membranes to trace metal analysis by electrothermal atomic absorption spectrometry
著者 (4件):
資料名:
巻: 169  号: 1/2  ページ: 99-107  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: D0076A  ISSN: 0026-3672  CODEN: MIACAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストリア (AUT)  言語: 英語 (EN)
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ホストと分析物の特異的相互作用を介して,ベシクル表面に金属イオンが配位する性質を利用して,金属イオンの界面活性剤媒介抽出および予備濃縮法を開発した。[ビス[2-(10-ウンデセノイルオキシ)エチル]メチルアミノ]プロパン-3-スルホナートを合成し,紫外線照射により,これを重合させ,[ビス[2-(10-ウンデセノイルオキシ)エチル]メチルアミノ]プロパン-3-スルホナート重合ベシクルを調製した。このアニオン性重合ベシクル膜の表面の負電荷のスルホナート基によりアンチモン(III)との錯体が生成した。重合ベシクルはモノマと比較して,反応性が増加し,錯体生成による架橋によりベシクル間の凝集が起こり,相分離した。この方法で検出された金属イオンを電熱原子吸収分光法により定量することができた。このようにして元素特異的親和性を持つ重合ベシクル膜による金属イオンの抽出は,界面活性剤を利用した抽出の代替的分析的応用が可能と考えられる。方法を河川水,天然湧水,水道水,瓶詰め水中のSb(III)の定量に成功裡に適用することができた。
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分類 (3件):
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無機化合物の物理分析  ,  抽出  ,  高分子固体のその他の性質 

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