文献
J-GLOBAL ID:201002215467172955   整理番号:10A0830839

NKX3.1はカスパーゼ-3発現とその活性の増加を介し前立腺癌細胞のTNF-α/CHX誘導アポトーシスを増強する

NKX3.1 potentiates TNF-α/CHX-induced apoptosis of prostate cancer cells through increasing caspase-3 expression and its activity
著者 (8件):
資料名:
巻: 398  号:ページ: 457-461  発行年: 2010年07月30日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
前立腺特異的ホメオボックス遺伝子,NKX3.1は,前立腺癌で重要な役割をし,通常腫瘍サプレッサー遺伝子として機能する。我々は以前,NKX3.1の強制発現が,前立腺癌細胞系PC-3の細胞増殖および浸潤を低下することを示している。ここでは,前立腺癌細胞のアポトーシス誘導剤,腫瘍壊死因子-α(TNF-α)およびサイクロホスファミド(CHX)に対する感受性に与えるNKX3.1の影響を検討した。PC-3細胞にNKX3.1発現プラスミド(pcDNA3.1-NKX3.1),LNCaP細胞にNKX3.1に標的化するsiRNA発現プラスミド(pRNAT-RNAi1)をトランスフェクトした。細胞形態およびアポトーシス率は,TNF-αおよびCHXの存在または非存在下,Hoechst 33342染色とフローサイトメトリーにより分析した。カスパーゼ-3活性は,基質としてDEVD-pNAを用い測定した。同時に,カスパーゼ-3発現に与えるNKX3.1の影響を,RT-PCRおよびウエスタンブロットを用い検出した。結果は,NKX3.1の異所発現が,PC-3細胞でTNF-α/CHX誘導アポトーシスを促進するが,NKX3.1のノックダウンが,LNCaP細胞をTNF-α/CHXにより誘導されるアポトーシスから保護することを示す。NKX3.1のプロアポトーシス活性は,そのカスパーゼ-3発現および活性増加に部分的に関わる。NKX3.1発現の操作は,アンドロゲン依存およびアンドロゲン独立前立腺癌の両方の治療に対する有望な治療戦略である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞構成体の機能 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る