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J-GLOBAL ID:201002215501204179   整理番号:10A0188032

下水中のトリクロカルバンの撹はん棒収着抽出,及び液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析による定量

Quantitative determination of triclocarban in wastewater effluent by stir bar sorptive extraction and liquid desorption-liquid chromatography-tandem mass spectrometry
著者 (3件):
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巻: 1217  号: 11  ページ: 1742-1747  発行年: 2010年03月12日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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トリクロカルバンはパーソナルケア製品中に配合される殺菌剤であり,一般的な廃水汚染物である。下水中のトリクロカルバンの定量法を撹はん棒収着抽出-液体脱着(SBSE-LD),液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレイインタフェイスによるタンデム質量分析(LC-MS/MS)を用いて開発した。ポリジメチルシロキサン(PDMS)処理撹はん棒を下水を含むバイアル中に配置し,室温で1時間攪拌する。その後,PDMS撹はん棒をメタノールを含有するLCバイアル中に配置し,超音波洗浄器中で脱着する。メタノールを蒸発させて乾固し,75%メタノール溶液に再溶解する。トリクロカルバンを含まない地下水へのトリクロカルバンへの0.5μg/Lの添加と回収実験を行い,回収率は93±8%であった。トリクロカルバンのバックグランドを補正した下水中の回収率は,0.5,及び5μg/Lのトリクロカルバンを添加したとき,それぞれ92±2%,96±5%であった。相対標準誤差で示される本法の精度は2%であった。定量限界は10ng/Lであった。本SBSE-LD,LC-MS/MS法をオハイオ北部で採集した下水試料に適用した。トリクロカルバンは,すべての下水試料から定量され,その濃度は50~330ng/Lの範囲であった。本法は,単純で,環境にやさしく,少ない試料容量で済む水マトリックス中のトリクロカルバンの高感度測定法である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水中の汚染物質の各種分析  ,  各種物理的手法 
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