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J-GLOBAL ID:201002215522807469   整理番号:10A0063140

オリーブ油の光増感酸化に対するカロテノイドの防止効果

Prevention Effect of Carotenoids on the Photo-sensitized Oxidation of Olive Oil
著者 (2件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 99-106  発行年: 2009年12月01日 
JST資料番号: F0423A  ISSN: 1880-2265  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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光照射下においてクロロフィル量の異なるオリーブ油の酸化挙動を追跡してクロロフィル含有量の光増感酸化に及ぼす影響を調べた。さらに,クロロフィル含有量の少ないオリーブ油とクロロフィルを10ppm添加したオリーブ油を用いて,カロテノイドの一重項酸素消去能およびラジカル捕捉作用をトコフェロールの酸化防止効果と比較して,油脂の光増感酸化に対する有効な防止法について検討した。その結果,β-カロテンを3600ppm添加するとクロロフィルの有無に関わらず酸化反応を約1/6倍に抑制することが判明し,クロロフィルにより発生した一重項酸素を消去する作用に加え,ラジカル酸化反応に対する酸化防止作用も有することが明らかになった。バージンオリーブ油のように未精製でクロロフィルを含有する油脂についてはクロロフィルの光増感作用によって酸化が促進されるため,その酸化に対して十分な注意が必要であり,β-カロテンやアスタキサンチンなどのカロテノイドを用いた酸化防止策を講じることがその安全な利用に対して重要であることが判明した。
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分類 (2件):
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食用油脂,マーガリン  ,  カロチノイド,その他のテルペノイド 
タイトルに関連する用語 (4件):
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