抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国土交通省が5年毎に実施している「全国輸出入コンテナ貨物流動調査(H20.11,H15.10実施)」を基にコンテナ貨物流動の動向を分析した。平成20年11月データの物流総量は景気後退により減少したが,貿易相手国・品目構成などに大きな偏りは無いことを確認し,次に,平成15年~20年の5年間での貨物流動や貨物特性の変化を採るために,生産消費地別の貨物量や貨物の価格,輸送手段(トレーラー,鉄道,内航海運等)を含めた国内利用港湾,アジア主要港湾での貨物積み換えの有無,コンテナ貨物の1トンあたりの価格など,貨物の輸送経路や貨物の特性等を分析した。分析の結果,アジア地域とのコンテナ貨物は欧米貨物よりも自地域港湾の利用率が高く,この5年間でその率は上昇したこと,欧米貨物は自地域港湾の利用率は微減であること,直送貨物のほうが,貨物の単価が高いこと等が判明した。