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J-GLOBAL ID：201002215711777511   整理番号：10A1046191

無線列車制御システムをめぐる国際規格の動向

著者 (1件)： 松本雅行 (JR東日本 信号システム管理セ)
資料名： サイバネティクス  (Cybernetics)
巻： 15  号： 4  ページ： 42-45  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： L5761A  ISSN： 1883-6690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 列車制御システムをめぐる国際規格の経緯と動向について紹介する。欧州連合(EU)ではEUでの統一した制御システムであるERTMS/ETCSを国際規格化(国際標準化機構(ISO)や国際電気標準会議(IEC)による)にしようとする動きがある。それに反対する日本では,無線利用の列車制御システムであるJRTCの国内規格(JIS)化を,国際規格化も視野に入れて推進してきた。国際規格化しようとする新規格では,システムの「機能要求事項」や「システム要求事項」ではなく,鉄道事業者のニーズを反映しやすくなる,より上位の「性能要求事項を決定するプロセス」の規格化を提案した。無線列車制御システムに関する国際規格化を進める承認が2010年10月の総会で正式に得られることが期待できるまで進捗している。

シソーラス用語： *列車制御 ,  接続 ,  遠隔制御 ,  *国際規格
準シソーラス用語： 無線 ,  無線制御

分類 (2件)： 科学技術の標準化・規格  (AA05000J) ,  輸送と業務  (TC01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 無線 ,  列車制御 ,  国際規格 ,  動向