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J-GLOBAL ID:201002215747753996   整理番号:10A1376540

イオン会合試薬として疎水性テトラアルキルアンモニウムを用いたイオン会合キャピラリー電気泳動によるアニオン金属錯体の分離に及ぼす尿素の影響

Effect of Urea on the Ion-Association Capillary Electrophoresis Separation of the Anionic Metal Complexes Using Hydrophobic Tetraalkylammonium as Ion-Association Agent
著者 (2件):
資料名:
巻: 26  号: 11  ページ: 1151-1156 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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疎水性イオン会合試薬テトラペンチルアンモニウムブロミドを用いたイオン会合(IA)キャピラリー電気泳動(CE)を適用し,Al(III),Co(III),Cr(III)及びFe(III)と2,2′-ジヒドロキシアゾベンゼン-5,5′-ジスルホナート(DHABS)との4つのアニオン金属錯体の分離に及ぼす電気泳動緩衝液修飾剤としての尿素の影響を研究した。4つのアニオン金属-DHABS錯体は尿素添加なしの電気泳動緩衝液では相互分離できなかったが,電気泳動緩衝液に1.5M尿素を添加すると4つの金属錯体を完全に分離できることが分かった。水性尿素溶液中のすべての金属-DHABS錯体とテトラペンチルアンモニウムのイオン会合定数は水溶液中のものよりも小さかった。このことは電気泳動緩衝液に尿素を添加するとIA-CE分離過程における被検質とイオン会合試薬のイオン会合に寄与する疎水性相互作用の制御が可能なことを示していた。尿素添加によってピーク半値幅減少に伴う分離効率の増強も認められた。また尿素添加では電気浸透流の電気泳動移動度の減少も有機溶媒よりもはるかに少ないことが分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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電気泳動分析  ,  遷移金属錯体一般 
引用文献 (30件):
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