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J-GLOBAL ID:201002215769707599   整理番号:10A1617316

プロテアソームによる蛋白質加水分解を阻害する化学的及び遺伝的アプローチの組合せ

Combined chemical and genetic approach to inhibit proteolysis by the proteasome
著者 (5件):
資料名:
巻: 27  号: 11  ページ: 965-974  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: B0587A  ISSN: 0749-503X  CODEN: YESTE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Saccharomyces cerevisiaeにて大部分のプロテアソーム阻害剤がそのキモトリプシン部位を選択的に標的とし,プロテアソーム構成亜粒子20Sコア部分内のカスパーゼ様プロテアーゼ及びトリプシン両作用部位がその機能を補償すると推定した。この仮説をテストするため,薬物流出ポンプPdr5コード化遺伝子を欠失し,トリプシン及びカスパーゼ様プロテアーゼ活性を変異で失活させた変異菌株pup1pre3pdr5株を構築して検討した。プロテアソーム阻害剤4種類,MG132,ボルテゾミブ,YU101及びカルフィルゾミブに対して変異菌株は劇的に感受性を増大した。MG132処理は細胞周期の進行を阻止し,ユビキチン(Ub)-蛋白質複合体の蓄積を増大し,ある種の遺伝子の転写誘導能を低下した。これらの結果はプロテアソームに対してトリプシン及びカスパーゼ様プロテアーゼの作用部位が寄与することを示し,MG132のような阻害剤がプロテアソーム機能の一時的な強い阻害剤となりうることを示した。以上から,これらの阻害剤はUb-蛋白質複合体の検出,あるいは転写,DNA修復,蛋白質品質管理及びオルガネラ動特性のようなプロセスでのプロテアソーム蛋白質分解の役割の調査に対して有用であることを証明した。
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分類 (3件):
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微生物の生化学  ,  細胞構成体の機能  ,  分子遺伝学一般 

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