抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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進歩性の判断手法として,日本では,本件発明を確定し,公知技術に属する発明のうち本件発明の引用発明を認定し,引用発明と対比して,それらの引用発明からの容易想到性の判断を行うという手法を採用している。本稿では,電気関連分野の発明に関する最近の判決例のうち,進歩性を肯定する判断が示された27件の事案を取り上げて,まず,各事案の判決文を抜粋して紹介するとともに,判決に対して簡単なコメントを付け加えた。さらに,各判決例について「本件発明の確定」「引用発明の認定」「一致点・相違点の抽出」「相違点に関する容易想到性の判断」といった観点から分析・検討を試みた。