抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近代養鶏法とは異なり,山林で鶏を放飼し,生産物の健全を図り,生産物の付加価値を高めようとする飼養方式が行われている。この飼養方式はもともと野生動物が生息する場所に養鶏場が進出することになり,野生動物が家禽と遭遇し,鳥獣害が頻発することになる。発生する鳥獣害としては,成鶏,雛,卵に対する直接的な被害と飼料の盗食や病原体の伝播などの間接的な被害が予想されるが,被害の実態に関する報告はない。ここでは,南九州の山腹で行われている山林放飼養鶏で発生している鳥獣害の実態とその対策について調査した。