文献
J-GLOBAL ID:201002215861227820   整理番号:10A0744087

フラックスタワー下の成熟したスギ(Cryptomeria japonica)人工林における正味生態系生産のバイオメトリクスに基づく推定

Biometric-based estimation of net ecosystem production in a mature Japanese cedar (Cryptomeria japonica) plantation beneath a flux tower
著者 (6件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 463-472  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
スギ(Cryptomeria japonica D.Don)の人工林における炭素の収支と循環の定量化は,これらの人工林が全森林面積の約20%を占めるので,日本における森林機能を理解するために必須である。フラックスタワー下の成熟したスギ人工林において4年間,正味生態系生産(NEP)のバイオメトリクスに基づく推定を行った。正味一次生産(NPP)は7.9MgC/ha/年で,主として樹木のバイオマス増加と地上部の落葉落枝生産から成っていた。呼吸は6.8(土壌)および3.3(根)MgC/ha/年と計算され,人工林のNEPは4.3MgC/ha/年であった。タワーに基づくフラックスの知見と一致して,この結果はスギ人工林が強力な炭素シンクであることを示唆した。バイオメトリクスに基づくNEPは,日本で研究されている他のタイプの森林より高かった。成熟した人工林における炭素隔離は,天然林より樹木バイオマスの大きな増加と低い枯死が特徴であった。したがって天然林からスギ人工林への土地利用の変化は,炭素隔離を促進し,NPPの炭素配分を粗木材片の増加から樹木バイオマスの増加に変更すると思われた。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
森林保育 
引用文献 (44件):

前のページに戻る