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J-GLOBAL ID：201002215884396807   整理番号：10A1157922

熱プラズマ法によるイットリア安定化ジルコニアナノ粉末の合成

Synthesis of Yttria-Stabilized Zirconia Nanopowders by a Thermal Plasma Process

著者 (5件)： RYU Taegong (Korea Inst. of Geoscience and Mineral Resources, Daejeon, KOR) ,  CHOI Young Joon (Univ. Utah, Utah) ,  HWANG Suhyun (Univ. Utah, Utah) ,  SOHN Hong Yong (Univ. Utah, Utah) ,  KIM Insoo (Dong-A Univ., Busan, KOR)
資料名： Journal of the American Ceramic Society  (Journal of the American Ceramic Society)
巻： 93  号： 10  ページ： 3130-3135  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： C0253A  ISSN： 0002-7820  CODEN： JACTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭酸ジルコニウム単成分および,これと炭酸イットリウムとの混合物から,熱プラズマ法で,ナノサイズの,それぞれ,ジルコニアおよびイットリア安定化ジルコニアを合成した。各粉末を3~10μmの粒に粉砕し,乾燥後,大気圧のプラズマトーチに供給し,生成粉末を,常法で分析した。単成分粉では単斜晶相と正方晶相との混合物が生成し,トーチの出力やプラズマガス流を増加させると,後者の割合が増加した。平均粒径はトーチの出力によって,17~23nmであった。混合粉では,イットリア含有量によって,異なったジルコニアが観察され,4mol%のイットリアの添加では正方晶のみが生成し,8%のイットリアの添加では正方晶と立方晶が生成した。粒径は,いずれも27nmであった。非ドープ材は冷却時に1030°C付近で正方晶-単斜晶転移を示したが,イットリアドープ材は正方晶から相転移を起こさなかった。

シソーラス用語： セラミック ,  *酸化イットリウム ,  *酸化ジルコニウム ,  部分安定化ジルコニア ,  *微粉体 ,  *プラズマ合成 ,  熱プラズマ ,  相組成 ,  結晶構造 ,  正方晶系 ,  単斜晶系 ,  構造相転移 ,  熱安定性 ,  炭酸塩 ,  ジルコニウム化合物 ,  イットリウム化合物
準シソーラス用語： *イットリア安定化ジルコニア ,  *ナノ粉体 ,  炭酸イットリウム ,  炭酸ジルコニウム

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 熱プラズマ ,  イットリア安定化ジルコニア ,  ナノ粉末