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J-GLOBAL ID：201002215897679980   整理番号：10A0439925

特許化可能な技術的範囲の広さに関する技術分野間の定量的差異の検証

著者 (1件)： 安彦元 (ミノル国際特許事務所)
資料名： 技術と経済  (Technology and Economy)
号： 519  ページ： 50-57  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： S0496A  ISSN： 0285-9912  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,技術経営戦略を基軸に,競争優位性を確保するのに,知的財産戦略がより重視されるようになっている。このような状況を踏まえて,本稿では,「特許化可能な技術的範囲の広さは技術分野によって明らかな違いがある」との仮説を立て,実例分析によって検証を試みた。具体的には,技術的範囲の限定度合いを示すパラメータとして格成分数を用い,各技術分野の特許案件について分析を行った結果,特許化可能な技術的範囲の広さに対応する特許化格成分数の平均が,技術分野によって違うことを明らかになり,これらにより,上記仮説の正しさを確認することができた。

シソーラス用語： 知的財産権 ,  技術管理 ,  特許管理 ,  発明 ,  *特許請求範囲 ,  登録要件 ,  *特許明細書 ,  特許審査 ,  パラメータ推定 ,  仮説検定 ,  回帰分析
準シソーラス用語： 知的財産 ,  *知財管理

分類 (1件)： 工業所有権  (HA03000C)

引用文献 (8件)：

• 特許行政年次報告書2007年版〈統計・資料編〉 (8) 弁理士事務所関連情報
• 特許庁ホームページ「ビジネス関連発明の最近の動向について」http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_tokkyo/bijinesu/biz_pat.htm
• 安彦元、中川秀敏、「特許明細書における定量的性質の抽出方法に関する研究」、知財マネジメント研究4、pp68-84(2007)
• 安彦元、田中義敏、中川秀敏、技術的範囲の広さに対応した特許請求の範囲の数値化方法の提案、日本知財学会誌、Vol.5No.1、pp67-80(2008)
• 安彦元、田中義敏、定量的指標を用いた特許請求の範囲の記載分析と樹形モデルによる考察、技術と経済、No490、PP68-73(2007)

タイトルに関連する用語 (4件)： 特許 ,  定量 ,  差異 ,  検証