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J-GLOBAL ID:201002215929185454   整理番号:10A0850336

電子ビーム溶接した球状黒鉛鋳鉄と軟鋼溶接継手の機械的性質

Mechanical Properties of Electron Beam Welded Spheroidal Graphite Cast Iron and Mild Steel Welded Joints.
著者 (2件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 478-483  発行年: 2010年08月25日 
JST資料番号: G0096A  ISSN: 1342-0429  CODEN: CHKOFY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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電子ビーム溶接を用いて球状黒鉛鋳鉄(FCD700)と軟鋼(SS400)の直接溶接を行い,溶接部の組織と機械的性質などについて若干検討した。その結果,1パス溶接の場合,溶融凝固部は針状マルテンサイト組織を生成して著しく硬化(815HV)し,かつ溶接割れや多量のポロシティが認められた。しかし,2パス溶接を行った場合,ポロシティは減少する傾向を示した。また,球状黒鉛鋳鉄熱影響部の組織は,1パス及び2パス溶接のいずれの場合も針状マルテンサイトやレデブライトが認められた。一方,溶接継手の引張強さは,1パス及び2パス溶接継手とも軟鋼母材より低かった。また,溶接継手の破断は,溶融凝固部及び軟鋼ボンド部であった。なお,2パス溶接継手の引張試験では,軟鋼母材の降伏応力以上の値を示した。さらに,2パス溶接継手の衝撃値は,溶融凝固部及び球状黒鉛鋳鉄熱影響部の硬化により,球状黒鉛鋳鉄母材に比して著しく低かった。一方,2パス溶接継手の疲労強度は,軟鋼母材とほぼ同等であり,疲労限度は209MPaであった。(著者抄録)
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溶接部  ,  機械的性質 
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