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J-GLOBAL ID：201002215950584598   整理番号：10A0826911

母乳マクロファージにおけるToll様受容体3シグナル伝達によるヒト免疫不全ウイルス1型のDC-SIGN介在性伝染の阻害

Inhibition of DC-SIGN-mediated transmission of human immunodeficiency virus type 1 by Toll-like receptor 3 signalling in breast milk macrophages

著者 (7件)： YAGI Yukie (Nippon Medical School, Tokyo, JPN) ,  WATANABE Eri (Nippon Medical School, Tokyo, JPN) ,  WATARI Eiji (Nippon Medical School, Tokyo, JPN) ,  SHINYA Eiji (Nippon Medical School, Tokyo, JPN) ,  SATOMI Misao (Nippon Medical School, Tokyo, JPN) ,  TAKESHITA Toshiyuki (Nippon Medical School, Tokyo, JPN) ,  TAKAHASHI Hidemi (Nippon Medical School, Tokyo, JPN)
資料名： Immunology  (Immunology)
巻： 130  号： 4  ページ： 597-607  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： H0768A  ISSN： 0019-2805  CODEN： IMMUAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 初乳中のマクロファージ上のDC-SIGNの発現レベルが細胞から細胞へのHIV-1の伝染性を決定する。そこで母子感染を予防するために,母乳マクロファージ上のDC-SIGNの発現を抑制する方法を検討した。母乳マクロファージはTLR3を常に発現していた。IL4で処理するとTLR3の発現はやや高まった。TLR3を特異的リガンドで刺激すると,母乳マクロファージ上のDC-SIGNの発現が減少した。I型インターフェロンによってもDC-SIGNの発現がある程度減少した。ポリI-Cで刺激しても,I型インターフェロンで処理しても母乳マクロファージによるCD4陽性細胞へのHIV-1のDC-SIGN介在性伝染は阻害された。

シソーラス用語： ポリI-C ,  母児感染 ,  Toll様受容体 ,  細胞情報伝達 ,  CD抗原 ,  レクチン ,  膜貫通タンパク質 ,  *HIV1 ,  *マクロファージ ,  *初乳 ,  インターフェロン ,  ICAM ,  自然免疫 ,  ヒト
準シソーラス用語： Toll様受容体3 ,  DC-SIGN ,  I型インターフェロン ,  ICAM3

分類 (1件)： 感染免疫  (ED03030P)

タイトルに関連する用語 (8件)： 母乳 ,  マクロファージ ,  Toll様受容体3 ,  シグナル伝達 ,  ヒト免疫不全ウイルス1型 ,  DC-SIGN ,  伝染 ,  阻害