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J-GLOBAL ID:201002215967118043   整理番号:10A0613654

ミトコンドリアチトクロームb配列から推論したPampus(マナガツオ属)の系統発生の関係

Phylogenetic relationships of Pampus inferred from mitochondrial cytochrome b sequences
著者 (6件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 20-26  発行年: 2009年 
JST資料番号: C2028A  ISSN: 1000-7075  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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Pampusの分類と関係についてはほぼ200年に亘り議論されてきた。混乱と論争は系統発生関係の研究に多くの問題を招いた。最近,若干の研究者は中国の海洋においてモルフォロジー的分化にしたがってPampusを5つの種に分割した。本研究は,シナ海からの3つの種(Pampus argenteus,P.punctatissimus,P.chenensis)の系統発生関係を評価する。19個の個体のミトコンドリアチトクロームb遺伝子をPCR法を用いて増幅した。長さがおよそ1150bpのフラグメントを得て配列した。配置後に,1123bpのヌクレオチド配列のフラグメントを得て,配列解析に使用できた。Kimura-2パラメータ遺伝的距離,原始的構成および系統樹を含む遺伝情報指数を、MEG A3.1ソフトウエアを用いて作り出した。1123個の塩基対を配列し,141個の領域は可変であった。突然変異点は主に塩基転位と塩基対置換であった。塩基転位は、配列が飽和に達しなかったことを示唆した塩基転換よりもより一般的であるとわかった。すべての配列の平均的基本構成は以下の通りであった;Tが29.1%,Cが30.5%,Aが27.4%およびGが13.0%。19個の配列のうち,著者らは11個のハプロタイプを明らかにした。ハプロタイプ間の遺伝的距離は0.1%から11%にわたった。配列を,GenBankからダウンロードしたPeprilus medius,Stromateus stellatusおよびPsenopsis anomalaの相同配列と組合せた。分子系統樹を,指定外群のP.anomalaを用いて、1123bpのCytb遺伝子配列に基づき,近傍結合で(NJ)最小限生物進化(ME)法により構築した。NJ系統樹およびME系統樹は,P.punctatissimusとP.chinensis間が近接し、P.argenteusと上記2種とが遠い関係にあることを示した。P.anomalaは、NJ系統樹およびME系統樹において原始的で、Stromateidae(マナガツオ科)の前で分岐した。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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魚類  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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