文献
J-GLOBAL ID:201002215972508810   整理番号:10A0536521

アンキリン反復蛋白質の立体配座安定性に対する保存されたTPLHテトラペプチドの寄与

Contributions of Conserved TPLH Tetrapeptides to the Conformational Stability of Ankyrin Repeat Proteins
著者 (10件):
資料名:
巻: 399  号:ページ: 168-181  発行年: 2010年05月28日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アンキリン反復(AR)蛋白質は反複蛋白質の最も多く存在するクラスの一つで,多くの生理過程に関与する。この蛋白質は多くのARモチーフがほぼ直鎖状に積重ねられ,伸長した球状ではない構造をしている。この構造単位に多い顕著な特徴の1つはTPLHテトラペプチド又は変異体T/SxxHで,ヘリックス-ターン-ヘリックス立体配座を開始し,水素結合ネットワークにより立体配座安定性に寄与すると推察される。7個のARと6個のT/SxxHテトラペプチドからなる発癌蛋白質ガンキリン及び4個のARがありTPLHテトラペプチドはない腫瘍抑制因子P16の系統的及び合理化変異研究と生化学的及び生物物理学的特性化によりAR蛋白質の安定性,構造及び機能におけるT/SxxHモチーフの役割を調べた。このテトラペプチドは全体的構造及び機能には効果がなかったが,(1)ヒドロキシル基が関与するAR内水素結合,(2)イミダゾール環が関与するAR内及びAR間水素結合,及び(3)Thr-メチル基に関連した疎水性相互作用,などの局所立体配座において安定化能が完全に発揮されると立体配座安定性に大きく寄与することを示した。キャッピング及びキャッピング近辺の単位は配列多様性と立体配座変化が生じ易く,末端反復近くのT/SxxHモチーフはAla置換による安定性への寄与が小さかったが,ARの長い伸張の中央にあると全体的立体配座を安定化した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る