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J-GLOBAL ID:201002215981851330   整理番号:10A0434327

6箇月児におけるワクチン接種後の抗体反応に関連する発生期でのポリ塩化ビフェニル(PCB)曝露のコホート研究

A cohort study of developmental polychlorinated biphenyl (PCB) exposure in relation to post-vaccination antibody response at 6-months of age
著者 (17件):
資料名:
巻: 110  号:ページ: 388-395  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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背景:動物での多くの実験から,妊娠中のポリ塩化ビフェニル(PCB)曝露により出生後における子の免疫反応が変化することが示唆されている。発生期におけるPCB曝露がヒトの免疫の発達に影響するかどうかの研究はほとんどない。方法:この研究の被験者はスロバキア東部の2つの地域で募った384組の母親と幼児で,被験者の母親,臍帯および6か月齢幼児から血液試料を採取した。母親,臍帯および6箇月齢幼児の血清中のPCB同族体を高分解能のガスクロマトグラフおよび電子捕獲型検出器で分析した。ELISA法による分析により6か月齢幼児の血清中の抗b型インフルエンザ菌抗体,破傷風トキソイドおよびジフテリアトキソイドを測定した。母親,臍帯および6か月齢幼児のPCB濃度と6か月齢幼児の抗体濃度との関係を重回帰分析により見積った。結果:全体として,出生前および出生後早期において幼児の抗体濃度とPCB濃度の間の相関はほとんど見られなかった。さらに個々の発生期間(出生前と後),個々の抗体,あるいは個々のPCB同族体に限定した相関もなかった。結論:このコホートで測定されたPCB濃度は,現在のヒト集団の大部分よりは高いものであるが,妊娠中あるいは出生後早期におけるPCB曝露と6箇月齢幼児における特定の抗体反応との間に相関は検出されなかった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
疫学  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  その他の汚染原因物質  ,  婦人科疾患,妊産婦の疾患  ,  抗原・抗体・補体一般 

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