紫外線と可視光の複合光照射下での光触媒酸化と生物学的プロセスとの組合せによるガス状トルエンの除去

WEI Zaishan; SUN Jianliang; XIE Zhirong; LIANG Mingyan; CHEN Shangzhi

文献

J-GLOBAL ID：201002215991318410 整理番号：10A0239254

紫外線と可視光の複合光照射下での光触媒酸化と生物学的プロセスとの組合せによるガス状トルエンの除去

Removal of gaseous toluene by the combination of photocatalytic oxidation under complex light irradiation of UV and visible light and biological process

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資料名：
巻： 177 号： 1-3 ページ： 814-821 発行年： 2010年05月15日
JST資料番号： B0362A ISSN： 0304-3894 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

光触媒反応はガス状廃棄物処理に有望な技術である,しかしながら,その不利には2次汚染を起こすことが含まれる。生物濾過は揮発性有機化合物(VOCs)処理の低コスト保全で能率的技術として知られており,有害副産物を生じ,その不利には大容量のバイオリアクタと排気ガスの揺らぐ濃度への遅い適応が含まれる。ベンチスケール系がトルエンを含むガスの処理のため,光触媒酸化とバイオフィルタを一体化した。本一体化系は高い除去効率でトルエンを効果的に酸化できた。N-TiO₂/ゼオライトの光触媒活性をUVと可視光(VL)照明の下で空気中のトルエン分解により評価した。N-TiO₂/ゼオライトは,トレエン除去でUVか可視光照射での純TiO₂/ゼオライトよりも,UVと可視光の複合光照射で一層光触媒活性があった。N-TiO₂/ゼオライトを走査電子顕微鏡(SEM),X線光電子分光分析(XPS),Fourier変換赤外分光法(FR-IT)により特性化し,生成物の得たままでガスクロマトグラフィー/質量分析(GC/MS)により同定した。結果は,本触媒は多孔質で,トルエンを無機化することに光活性であったことを示した。この高い活性は強いUVと可視光吸収,表面ヒドロキシル基の相乗効果が原因と考えられた。N-TiO₂/ゼオライトによるトルエンの光触媒分解反応はLangmuir-Hinshelwood速度論にしたがった。トルエン生物分解速度は酵素酸化速度論モデルに適合した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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その他の汚染原因物質 , 有害ガス処理法 , 芳香族単環炭化水素 , 光化学一般 , 反応操作(単位反応) , 代謝と栄養

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